花粉症の治療と種類
花粉症の治療には薬物治療、外科的治療、民間療法があげられます。さらに花粉症の薬物治療の中にも内服薬、点鼻薬、目薬など症状を抑えるための「対症療法」と減感作療法などの「原因療法」に分けられます。
花粉症の治療で外科的治療法とは鼻の粘膜に施すレーザーを用いて行う治療等があります。民間療法はサプリメント、健康食品、漢方を用いての花粉症の治療をさします。EFT（感情解放テクニック）を用いた花粉症の治療も注目を浴びています。
また花粉症の治療というと、どうしても花粉という外的要因に目が行きがちですが、ストレス、酒、タバコ、疲れ、食生活の乱れ等、精神面も大きく作用しています。感情が不安定で精神安定剤を服用しただけで花粉症から解放された人もいるくらいです。花粉症は現代病と言われる所以でしょうか。
規則正しい生活と身体に良い食生活、十分な睡眠、適度な運動を取り入れるだけでも体質改善につながり花粉症の治療に値するかもしれません。
花粉症の治療、薬物治療と外的治療
花粉症の薬物治療の薬には抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤などがあります。
抗アレルギー剤は現在一番多く出回っている薬です。服用するものや点鼻薬、目薬があり、これは花粉が飛散する2、3週間前から服用しはじめると効果があると言われます。花粉症の症状全体に効果があります。
くしゃみ、鼻水、かゆみなどには抗ヒスタミン剤です。即効性がありますが副作用があるのが難点です。花粉症治療薬のステロイド剤、点鼻薬、点眼薬、服用するものや注射もあります。鼻づまりに強力な効き目がありますが、その分副作用が出やすい薬ですので頻繁に服用するのは避けた方がいいです。医者に相談の上、必要に応じて服用するようにしましょう。
いっぽう花粉症の治療で外的治療と言われる代表的になものに、レーザー治療があります。これは鼻の粘膜をレーザーで照射し花粉症の症状を軽くするというものです。表面麻酔で痛みもなく10分程度で済みます。副作用もなく保険も適用されますので手軽に受けられるのが特徴です。
花粉症の治療、いろいろな治療法
花粉症の治療で民間療法とはサプリメント、健康食品、漢方、。EFT（感情解放テクニック）などがあります。
サプリメントや健康食品については花粉症に効くとされる甜茶などカプセルや錠剤にしたものがあるので手軽に摂ることができます。一度薬局やドラッグストアーをのぞいてみるのもいいかもしれません。
花粉症の治療で注目されているのはETF（感情解放テクニック）と薬事治療の減感作療法です。EFTとはEmotional Freedom Technique（エモーショナル・フリーダム・テクニック）の略で身体のエネルギー（気）を整えることで免疫を高め症状を解消するテクニックです。顔や体の一部を指で軽くたたくだけという簡単なものですが自分でできて、薬を服用しないのが大きな特徴です。
花粉症の治療で減感作療法は注射により花粉エキスを体内に注入して身体を花粉に慣らすという療法です。この減感作療法でも最近、花粉症治療で舌下減感作療法（ぜっかげんかんさりょうほう）が注目を浴びています。これはパンに花粉エキスを浸し舌の下に置いておく療法です。
注射と違い自分で自宅でできるのが大きな特徴です。三重大学の研究でこの花粉症治療は子供に効果大という発表をしました。この花粉症治療の研究は実用化に向けて現在も臨床中だそうです。2010年から2011年には販売できるところまできていますので大いに期待したいですね。